最新研究情報
「シャルコー・マリー・トゥース病の診療エビデンスの創出と臨床試験の基盤を構築する研究」が採択されました。
「シャルコー・マリー・トゥース病の診療エビデンスの創出と臨床試験の基盤を構築する研究」がAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の難治性疾患実用化研究事業に採択されました。
本研究は3年計画(H29~H31年)の予定です。
シャルコー・マリー・トゥース病関連研究が採択されました
シャルコー・マリー・トゥース病と関連がある「感覚障害を伴う常染色体優性遺伝の家族性運動ニューロン病(hereditary motor and sensory neuropathy with proximal dominancy: HMSN-P)家系」の研究が継続されることになりました。
ブラジル サンパウロ大学でCMT関連の講義をしました.
2011年8月5日 サンパウロ大学で講義
「Hereditary neuropathy: CMT and HMSN-P」
第22回日本末梢神経学会学術集会講演 「Charcot-Marie-Tooth病の診断と治療・ケア」
2011年9月3日 沖縄コンベンションセンターで行われた第22回日本末梢神経学会学術集会特別講演2で「Charcot-Marie-Tooth病の診断と治療・ケア」について講演を行いました。講演の内容は日本末梢神経学会誌Peripheral Nerve 22(2):125-131, 2011に掲載されています。
日本末梢神経学会のご許可を頂いて「Peripheral Nerve 22(2):125-131, 2011」のPDFを掲載いたします。
神経障害を悪化させる薬剤
CMT患者が他の内科疾患等に罹患した場合、使用される薬剤が末梢神経障害が悪化させる場合があります。
特に抗腫瘍薬であるビンクリスチンやシスプラチン・タキソール・サリドマイド・ベルケード、抗不整脈薬のアミオダロン、HIV治療薬のジダノシン・ザルシタビン・サニルブジン、ハンセン病治療薬のダプソンなどがCMTの症状を悪化させる可能性のある薬剤として有名です。
http://www.charcot-marie-tooth.org/med_alert.php
MBI(Brain Machine Interface)がCMT患者をサポート
Hochberg LR et al. Nature 442:164, 2006 より引用
- 朝日新聞 2006/5/25
朝日新聞 2008/06/08
2009年6月11日
第27回日本神経治療学会にて「Charcot-Marie-Tooth病の治療戦略」として講演を行いました。2009年4月
科学評論社より「Charcot-Marie-Tooth病の治療の現状と展望」として論文を発表しました。(神経内科 第70巻 第4号)